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往復書簡 こだまといりえ『虫の時間』

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タイトル:虫の時間
サブタイトル:往復書簡 こだまといりえ
著者:こだま いりえ
ジャンル:往復書簡/エッセイ
定価:本体1900円+税
四六判変形(162㎜×121㎜)/ハードカバー/192ページ
装丁・組版:山内宏一郎(SAIWAI DESIGN)
ISBN 978-4-911688-04-5 C0095

・内容
作家と元書店主が打ち明ける、他人には言えない困り事──。
エッセイストの「こだま」と、神保町にて間借りで本屋を営んでいた「いりえ」による一年半の往復書簡。
一度しか会ったことのない「こだまといりえ」は、いつの間にか友人にも話さないような悩みを明かす。
虫の話から始まり、お風呂に入れない、洗濯物をしまえない、メールが溜まる、優先順位がつけられない、先延ばし癖や脳内多動……。
「自分だけ変かもしれない」と迷いながら自分自身に近づいていく、22通の手紙。

「シバンムシが流れ星のように落ちてくる部屋の中でこの手紙を書き始めています。こだまさんはシバンムシをご存じでしょうか」──いりえ
「死番虫って書くんですね。ちょっとかっこいいです」──こだま

・目次

Ⅰ

(い)シバンムシが流れ星のように落ちてくる部屋

(こ)こっちの道を選んでよかった

(い)セミブローチ.jpg

(こ)東京に行けない

(い)섭섭해서 또 싸우고

(こ)さて、虫の時間です

(い)きっと言わないほうがいいこと

(こ)雪積もっていますか?

(い)家の中なのに肌をさらして歩けません


Ⅱ

(こ)浴室に行くことができません

(い)三脈護身法──死ぬかもしれない

(こ)「『鼻くそ』の疑問に耳鼻科医がお答えします」

(い)数年前の自分だったらやっていなかった

(こ)さて、新居です

(い)奇襲は未遂に終わりました

(こ)「このメールは怖くありません」

(い)穴あきパンツ.jpg

(こ)家の中から怖い場所を減らしたい


Ⅲ

(い)手探りで自分自身に近づいていく

(こ)さすがにもう開けないとまずい

(い)二度と剥がれないシールじゃないんだし

(こ)完全に春じゃん

・著者略歴
こだま

2017年に私小説『夫のちんぽが入らない』が予想外に流行り、世間から結構怒られる。『ここは、おしまいの地』で講談社エッセイ賞受賞。エッセイ集に『いまだ、おしまいの地』『縁もゆかりもあったのだ』『ずっと、おしまいの地』。2026年1月、初の創作小説『けんちゃん』刊行。


いりえ

北海道で生まれ育ち大学進学を機に上京。卒業後は都内で就職、以降ずっと関東住み。2024年、タイミングと勢いだけを頼りに、方向性ブレブレだった会社を辞めて5ヶ月間限定で間借りの古本屋を営むことに。

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